【免疫力】について翻訳してみます。免疫という言葉を分解すると、誰もが好奇心をそそられるはずです。
免⇒①ゆるすこと。許可すること。免除•免許•放免
②まぬかれること。免疫•免責
疫⇒①流行病。免疫•疫病(えきびょう•やくびょう)
免疫とは疫病から免がれることですが、その仕組みは安保 徹先生(免疫学の世界的権威)の本に詳しく出ていますから読んでください。安保先生は海外旅行中、その国の生水を飲んでも平気だそうです。ラジオで語っていました。『体温免疫力』ナツメ社刊はオススメです。体温を上げると免疫力が増すことの新理論です。ということは?そう、体温が下がると免疫力が落ちるということです。【冷え】については、すでに数回にわたって書いていますので省きますね。
ここでは別のアプローチをしてみます。疫病をヤクビョウと読んだ場合から話は始まります。当然のように疫病神という言葉の登場です。言葉のことなら辞書でしょう。まずは、疫病⇒猛烈な伝染性の熱病。流行病。そして次に、
疫病神⇒①疫病を流行させるという神。②転じて、人々に忌み嫌われる人のたとえ。
①は、そんな神様が実際に存在するのか、しないのか、意見の分かれる微妙な領域なので②にしぼります。人々に忌み嫌われる人のたとえとは、なかなか強烈ですよね。これって実は免疫とエゴのこととして翻訳できるんです。
【冷え】も昆野氏からの呼びかけに応えて連載しましたが、今回は彼から【免疫力】について発信を、また今後【エゴ】についてもと連絡があり、実はウームと唸ってしまったんです。困った唸りではなくて、うれしい唸りです。免疫力の次にエゴとは、絶妙なタイミングです。いいキッカケを作ってくれました。次回をお楽しみに。