心と身体

五臓六腑とは内臓のことだけではありません。腹の中、心の中も表しています。
つまり肚(ハラ)の中のこと。五臓とは心、肝、脾、肺、腎の五つの内臓です。六腑は大腸、小腸、胆、胃、膀胱、三焦のことです。大雑把にいえば、臓は中が詰まったものをいい、腑は中が空洞のものだと思ってください。まあ両方とも腸(ハラワタ)だということです。腑に落ちないとか、腑甲斐ないとか、腸が煮えくり返るなど、身体のパーツを使いながら心の状態を表現している日本語とは、なかなかのスグレものです。参考までに、三焦とは無形有用のものとされています。

クラシックギターの弦は現在ではナイロンを使っていますが、昔は羊の腸を弦にしていました。腸のことを英語でガットといいますから、ガットギターはクラシックギターのことです。ガッツ石松は、腸石松ということになります。つまり、ハラがある、ハラができている、ガッツがある、根性がある石松ということです。70億人、腸のない人はいないと思いますが、まあそれは置いといて、英語もなかなか味をやりおるということです。人間、根本は洋の東西はないようです。

今回は内臓でしたが、次回は肉体の本当の臓器、外臓に入って行きます。