今回は二冊です。
『純情ヨーロッパ』
『人情ヨーロッパ』
ダイヤモンド社刊 たかの てるこ著
昨年9月21日に『魂の殺人』アリス•ミラー著を紹介した際に、すばらしい内容の本だけど相当タフな本でもありますと書きました。アリス•ミラーは私たちの無意識を扱っているので、読み進めるのに私たちの意識が邪魔をするからです。
「字が小さい」
「頭がボーッとなる」
「引用が多い」等々
ところが冒頭の二冊の本‼︎ 離れ業をやってのけました。
たかの てるこが21ヶ国を旅しながらその国の人と笑い、泣きして、時にはツッコミを入れて、やがて著者も出逢った人も読者も許されていく旅をしていたんだと胸が熱くなるんです。どう許されるか?どう熱くなるか?は、読んでのお楽しみに。