よかと

よかと                     作詞•曲   守沢 鷹           演奏 バディタイム


元気は出るもんバイ
出らん時も たまにはアルト
あげたり 貰うたりはナカト
元からあるから元気

落ちる夕日の行き先は
誰かが迎える朝日
心の不思議の来る前に
しばらく休んでみよう
体が踊るその前に
心がかすかに踊り出す


元気は出るもんバイ
出らん時も たまにはアルト
あげたり貰うたりはナカト
元からあるから元気

落ちてゆくのは恋
失くしてゆくのも恋
心の不思議の来る前に
しばらく休んでみよう
体が踊るその前に
心がかすかに踊り出す


心の不思議の来る前に
しばらく休んでみよう
そう、そう、そうなの
そう、そう、そうなの
体が踊るその前に
心がかすかに踊り出す

元気は出るもんバイ
出らん時も たまにはアルト
元気は出るもんバイ
出らん時があってもヨカト

神話の人

神話の人           作詞•曲  守沢 鷹         演奏 ザ•バディタイム


いずれ神話となる今この時を
古代ギリシャのごとく捨て切れるものだろうか
いずれ神話となる今この世界
トロイの木馬の足音も聞こえない
琥珀色の雲に何を尋ねても
ただ空を覆うだけ


神々が人の数ほどあったという話は
今では砕け散る化石になり下がる
人びとは待つだけの一日に気がつかず
背を向けて誰かの足音に聞き耳をたてる
琥珀色の雲は何をたずさえ
西へ西へと流れる

答えを求める人はただ西へ歩く
この東に無いものがあの西にあると
歩く歩く人よ、足もとも確かめず
たどり着くその果てが、この東とは知らずに
いずこも吹きすさぶ風にあおられて
流れる木の葉のごとく委ねられるのか


すでに始まる神話のこの時を
あふれるマグマのごとく大地を焦がせ
風よ風よ吹け、冷たい風よ吹け
眠れる人の目を覚ますのだ


いずれ神話となる今この時を
古代ギリシャのごとく捨て切れるものだろうか
いずれ

アニマル•カーニバル

アニマル•カーニバル             作詞•守沢 鷹    作曲•隆夢     演奏•ザ•バディタイム


ンジャイ•ンジャイ ウーム    ンジャイ•ンジャイ  ウーム
ふさぎ込んだウサギの気持ちを
シマウマが受けとめてしまうまで
フクロウは片目をつむり口笛吹くろうそくの下
ライオンはそれ以来温和な顔になる
アニマル アニマル•カーニバル アニマル•カーニバル

キツツキは汗を拭きつつ来てつぶやく
「クジラは生まれつき目くじら立てない」
ゴリラにボノボはほのぼの笑い
悩みはもうこりごりラ 楽に行こうか
アニマル アニマル•カーニバル アニマル•カーニバル

ひとたびヒトに生まれてきたなら
ひとかたならないヒトなのだから
ウサギにシマウマ フクロウ ライオン
キツツキ クジラ ボノボにゴリラ
四角い世界を 丸い地球に
ンジャイ•ンジャイ ウーム    ンジャイ•ンジャイ  ウーム

それはOi toi te

それはOi toi te 作詞•曲 守沢 鷹 演奏 ザ•バディタイム


その木は おいといて あとで登るから
その石は おいといて あとで座るから
その川は おいといて あとで泳ぐから
その海は おいといて あとで見つめるから

あの道は おいといて あとでたたずむから
あの日は おいといて あとでたどり着くから
あの心     おいといて あとで何かささやく
あの花は おいといて そこで咲きたいから
それはそれで おいといて
あとで
やがて
いずれ そのうち

その子は おいといて あとで目覚めるから
その母も おいといて 今は眠りたいから
その涙     おいといて ほほをつたうから
涙は         おいといて 落ちる音がするから
それはそれで おいといて
あとで
やがて
いずれ そのうち

その木は おいといて あとで登るから
その石は おいといて あとで座るから
それはそれで おいといて
あとで
やがて
いずれ そのうち
明日は おいといて あとで今日になるから

事件

事件          作詞・曲   守沢 鷹          演奏   ザ•バディタイム


生まれたときは自分だけが泣く
旅立つときはまわりが泣く
生まれてきたのは事故
自分を生きていくのは事件


一人ひとりの事件は何
ほんとの自分になること
昔、起きたのではなく
毎日がビッグバンだろう


真上に星が見えるのは何故
君がいる井戸を照らすため
星は君のほんとを
ほんとの君を照らしてる
“一体、どうしたいんだ
一体、どうなりたいの
君はまだ生まれていない
自分に生まれる事件”


ニュースで取り上げなくても今
君の中で起きていること
自分を取材してみれば
君は、君に会うだろう

⒌(⒈を再び)
生まれた時は自分だけが泣く
旅立つ時はまわりが泣く
生まれてきたのは事故
生きていくのは事件
“一体、何をしたいんだ
一体、何になりたいの
君はまだ生まれていない
自分に生まれる事件”

“一体、どうしたいんだ
一体、どうなりたいの
一体、何をしたいんだ
一体、何になりたいの”